慌ただしかった6月終盤を終えて、久しぶりのブログ更新です。
特に直近のラスト1週間(6/24~6/30 来客数:延べ190名、仕入総額:2,700万円超)は休む間が無いほどの充実ぶり。
最高の形で締め括り月末の決算を迎えることが出来ました。
これにより、6月の「月間売上高」と令和4年度(R4.7~R5.6)の「年間売上高」が確定しました。結果は・・・
6月の「月間売上高」が約6,600万円、今期の「年間売上高」が約5億1,200万円となり、2つの過去最高記録を同時に達成することが出来ました!(^O^)
まさに感無量ですね。
もちろん、世の中には何十億、何百億という売上を上げている同業者様も数多く存在します。現状に満足することなく、今後もさらなる高み、成長を目指していくことに変わりはありません。とは言え、我々のような小さな組織が一致団結して、年商5億突破という成果を得られたことに対しては一定の評価をしてもよいのかなと。思い起こせば、2017年10月のヤード開設から数えて5年8カ月。もちろん、全てが順風満帆だったはずもなく、その間、幾度もの危機を乗り越えて現在に至るわけですが、決して平たんな道のりではありませんでした。その軌跡を振り返ると・・・
・1年目~3年目【創業期(≒停滞期)】2017.10~2020.6 ※年間売上高は1億円前後を行ったり来たり
「石の上にも三年」とはよく言ったものです。ヤード開業当初は「カネなし」、「コネなし」、「ノウハウなし」と、まさに無い無いづくしからの船出。これといった強みや独自のカラー(ビジネスモデル)も確立されておらず、経営は試行錯誤を繰り返しながらの手探り状態。この時期は買取業者としての認知度も無く、初めの3期はまさに苦難の連続でした。
・4年目【転換期(≒ホップ)】2020.7~2021.6 ※年間売上高は約1億7,000万円
転機が訪れたのはこの年。苦しい時期を何とか乗り越えたことで、徐々に事業のビジョン(方向性)や組織の基礎が固まってきた時期。安定した取引先を開拓したことでようやく経営が軌道に乗り始めました。スクラップの相場がうなぎ登りを始めたのもこの辺りからでしたね。銅・電線スクラップに活路を見出したことで「高価買取の屑屋」として評判になり地元での認知度も上昇。今、振り返るとこの年が分岐点だったような気がします。
・5年目【成長期(≒ステップ)】2021.7~2022.6 ※年間売上高は約3億3,000万円
WEB媒体を中心にさらに集客PRを強化。この時期は「小倉で銅・電線スクラップの買取と言えば定松商会」というブランドイメージが完全に浸透しており、数多くのリピーターを獲得。「今まではここを知らなかったばかりに、他所のスクラップ屋に持って行っていたけど、随分もったいないことしたな~。これからは毎回、ここに持ってくるね。」という、他社から鞍替えするお客様も急増。良くも悪くも近辺の競合他社から注目される存在に(苦笑)。
・6年目【安定期(≒ジャンプ)】2022.7~2023.6 ※年間売上高は約5億1,000万円←New
今期はまさにこのステージに突入した感じでした。前期までの流れを受け、より大きな取引を目指し、大口の同業者取引を含むBtoBに着手。銅・電線スクラップの取扱実績においては、取引先の顧客ランキングでも度々1位を獲得するなど、名実ともに「地域No.1の銅・電線スクラップ買取店」としての地位を確立。安定した取引先をさらに拡大したことで収益性も向上、経営基盤がより強固なものとなりました。
今回は決算を機に自社のこれまでの成長のヒストリーを振り返ってみましたが、明日(7/1)からはまた新たな事業年度(会計期間)がスタートしますが、現実的な目標としてまずは「年商10億円」、ここを目指して頑張っていきたいですね!