すっかり『安定』となった週末2日間の主なスクラップの買取実績です。
4/26(金)
主要3品目(ピカ・銅・80%電線)計:約3t、鉄:約6t、給湯器及び特上雑品:約11.2t、アルミ及びステンレス:約400kg etc
来客数:延べ28組、買取総額:約750万円
4/27(土)
主要3品目(ピカ・銅・80%電線)計:約2.4t、真鍮:約100kg、VA・雑線等:約2.6t、鉄:約3.3t、給湯器及び特上雑品:約3.8t、アルミ及びステンレス:約1.2t etc
来客数:延べ40組、買取総額:約630万円
週末2日間合計・・・来客数:延べ68組、買取総額:約1,380万円
ご来店頂きましたお客様誠にありがとうございました。
目下、高騰が止まらない「銅相場」。4/23にJXが発表した最新の銅建値は156万円/tとなっておりますが、近日中に改定、史上初の「160」万円/tの大台突破が確実な状況となっております。足元計算では6~7万円上げの162~163万円/t予想といったところ。
歴史を紐解けば、1970年代のオイルショックや数年前に起きたばかりのウッドショックなど天然資源のスーパーインフレが招いた世界的混乱は過去にもありましたが、現在進行中の金属資源の異常なまでの高騰ぶりはまさに「メタルショック」とでも言うべきか。
2008年のリーマンショックによる大暴落により「屑業界はもはや斜陽産業、スクラップの時代はもう終わった」というオワコン説まで囁かれていましたが、それがどうでしょう。あの当時ですら銅建値が100万円/tなんて未知の領域だったのですが、それが今や「160」万円/tですからね。(;^ω^)
そしてもう1つの「160」と言えば、円安が止まらない為替相場。このブログを書いている時点で、158.33円/ドルでこちらも160円/ドル突入が現実味を帯びてきました。こうなると実生活への影響は不可避ですから、当然、日銀も金融政策(為替介入)に踏み切るでしょう。まあ、我々屑屋の立場ではLMEの動き(相場)に変化が無くても、為替が円安になれば銅価格(建値)は上がるので、悪いことばかりではないんですがね。
現代は未来など全く予測のつかない激動の時代。弊社のお客様からは度々「相場はこの先どこまで上がると思う?予想を教えて。」なんて意地悪(笑)な質問をされますが、この手の質問に対する回答は決まって「わかりません(;^ω^)。」とだけ答えています。
(マジレスすると200万円/tは無理でも180万円/tは「なくはないかも(有り得る)」といった感じです。
根拠は・・・ありません!。でも昔から自分の勘は「比較的当たる方」だとも思っています。皆さんの予想はいかがかな?)