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執念の買取り案件

週末営業を終え、本日日曜定休日は束の間の休息です。

【昨日4/8(土)の主なスクラップの入荷状況】

主要3品目(ピカ・銅・80%1本線)計:約1t、真鍮:約500kg、VA・雑線等:約300kg、鉄:約8.6t、給湯器及び特上雑品:約1.9t、アルミ及びステンレス:約500kg etc

来客数:延べ39組、仕入総額:約250万円 ※ご来店頂きましたお客様、誠にありがとうございました。

今週1週間(4/3・月~4/8・土 ※6日間トータル)では仕入総額:約1,380万円(1日当たり平均:約230万円)ほど。1週間を通じて爆発的な大量入荷の日こそありませんでしたが、来客数も含めて総じて安定といった流れでした。

話は変わりますが、今週木曜日(4/6)の出来事です。普段、定期的にお荷物を頂いている某同業者様より、銅スクラップ(3t弱)のお見積り依頼を頂きました。この時点で弊社を含めて数社に相見積もりをされていたようですが、直前の銅相場は「下げムード」、弊社の主要取引先の買い値も弱く、競合他社はどこも名だたる猛者ばかり。特に同業者間取引というのは一般のそれとは比較にならないほど非常に苦しくシビアな価格競争(㌔1円単位のせめぎ合い)を強いられます。たとえ下げ相場であっても現状はどこの屑屋も「超」品薄の為、まとまった大口の荷物(スクラップ)に対しては常軌を逸したクレイジーとも思える価格で競り合います。かかる状況、普通ならば、まともに勝負しても到底太刀打ち出来ません。

しかしながら、昨今、増えつつあった同業者間売買を通じて、色んな場面を想定しつつ、実績と経験値を積み重ねてきた弊社にはある秘策がありました。基本となるチョイスA、AでダメならチョイスB、BでもダメならチョイスC・・・というように状況に応じた選択肢の幅を広げることでビジネスの勝率(≒商談の成約率)は格段に上がります。とは言え、基本となるチョイスはあくまでAでここが最優先です。A以外のチョイスはあくまでも「保険」という位置付けの為、使わなくて済むのであればそれに越したことなく、本当に「いざという勝負所」でしか使いません。今回はまさにそういった局面でした。

結果的にこの案件は切り札を投入した弊社が無事に権利落札。(^O^)

「儲け」こそ微々たるものではありましたが、この案件だけで300万円超の大きな売上を確保。今後、さらに大きな商談の機会が増えてくると思われますが、こういった1つ1つの積み重ねが大きな自信となり、対外的な信用にも繋がってくることは言うまでもありません。一般のお客様は元より、今回のような同業者間取引をさらに増やすべく、価格競争力をより一層強化していきたいですね。

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