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再編進行中のスクラップ業界、激動の時代を生き抜く!

今週前半3日間(10/7・月~10/9・水)の主なスクラップの買取実績です。ご来店頂きましたお客様誠にありがとうございました。

主要3品目(ピカ・銅・80%電線)計:約4t、真鍮:約300kg、VA・雑線等:約6.2t、鉄:約5.6t、給湯器及び特上雑品:約3.3t、アルミ及びステンレス:約900kg etc

3日間累計・・・来客数:延べ66組、買取総額:約1,050万円

一昨日のヤフーニュースより

JX金属、東証に上場申請=ENEOSHD(ロイター) – Yahoo!ニュース

ENEOSホールディングス傘下のJX金属がいよいよ東京証券市場での株式公開に乗り出すとのこと。非鉄金属の代表格でもある銅の将来的な需要拡大を見込んでのことでしょう。JXと言えば、定期的に更新される「銅の建値」を決定しているあの会社ですが、ENEOSグループという世界的な巨大企業が母体なのでやはり莫大な資金力というのは相当な強みです。JXは今回の株式上場により、さらに多くのスポンサーや投資家から多額の資本調達が可能になったわけですが、別の見方をすれば、株式を公開、市場で売買するということは「いつでも誰かに会社を買収される」というリスクもあるわけです。

また先日はこういった報道も出てましたね。

〈なぜ、日本製鉄はUSスチールを買収するのか〉米国鉄鋼市場だけではないエネルギー価格という側面(Wedge(ウェッジ)) – Yahoo!ニュース

USスチールから見れば日本製鉄へ「身売り」せざるをえない状況になったわけですが、今や業界全体の競争環境が激変しており、至るところで合併や買収といった再編成が進んでおります。一般的に金属メーカーなどの素材産業は「利益率の低い」業界と言われておりますが、経営規模の大小に関わらず、どの企業も生き残りの為、本当に必死です。ましてや自社のような中小企業ならば尚更、独自の強みが無ければ生き残っていくのはこの先本当に難しいだろうと感じております。

単純な経営規模だけの比較なら、自社よりも大きな会社は沢山あります。とは言え、それだけで屑屋としての優劣が決まるものではありません。

まずは今ある強みをさらに伸ばしていくこと、「王」の威信とプライドをかけて、最低限「主力商材の価格では絶対に他社には負けない」、そこは強く意識していきたいですね!

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